マルチな日々
院長ブログと関連するのですが、ご高齢の方で難治性の皮疹の方が他院で改善しないため来院されています。これは他院の治療の問題というより、私の視点では、やはりコロナのワクチン関連ではないかという印象があります。院長ブログで書くべき内容かもしれませんがひとまずここで書きます。患者さん方にお聞きしても、コロナワクチン接種歴(回数も含め)を問診される皮膚科はあまりないようです。私が内科も含め総合的に診療している事や、コロナが始まった当初から以前のホームページからの流れで、様々な茶番劇、そしてワクチンの問題について注意を喚起してきた経緯もあり、難治性の場合には、必須の問診となっています。やはりご高齢の方の場合は情報に乏しく、TVを信じ切っておられる傾向があります。またかかりつけの病院や医院でそのような話を1回もお聞きになられてない場合も多いようです。なぜそうなってしまうかという点ついては長くなる話になりますので割愛しますが、心痛い気持ちになります。私は若い方の難治性のニキビについてもワクチンと言う視点が必要であろうと思います。それまで非常に綺麗だったお肌がニキビ肌でザラザラ、さらに難治と言う状況の場合などは特にそうです。当院に難治性のニキビで来院される場合は、他院の皮膚科で一定期間治療しているにもかかわらず改善しないという方が多く、すでに一般の標準治療は試みられています。となると、違う視点からアプローチしていくべき段階ですので、内科含めた全身的視点、美容含めたマルチの視点が必要になってきます。そして当然、コロナワクチンを数回接種されている方の場合は、限られた時間ですが、ワクチンについてのお話を少しさせていただきます。若い方の場合は、スマホ等でYoutubeやニコニコ動画などを視聴する事自体は全く問題ないようですが、如何せん、「ワクチン問題」が本人やご家族の心を貫く機会が訪れない限り、ワクチンの事実を学ぶという方に舵が切られることはありません。すでにご存じの方はおられるでしょうが、Youtubeではワクチンの話題そのものがご法度になっています(消される)。情弱の殻を破るのが困難になる一因です。ご高齢の方には申しませんが、若い方には、自分で動画等で調べて学んでみて下さいと言っています。ちょっと聞いただけでは、その人に影響力のある方の一言で舵はまた元に戻りますので。
いまだにワクチンのネガティブな面を始めて聞いたという方々が後を絶ちません。これは高齢の方ばかりではありません。いくら糖尿病や高血圧があるとはいえ、この若さで心不全が何で急に悪化するのか、昨年までは腫瘍マーカーが正常なのになんで一気に5倍以上上昇して進行癌か等、ハッとさせられる例があります。血栓そして自己免疫性疾患・免疫不全がキーワードのようです。このワクチン、昔からのインフルエンザワクチンのように一時で終わらない点が非常に厄介です。院長ブログの方に書く予定ですが、このワクチン問題という観光望遠鏡を覗くと、展望台から世界の事実という景色が見えます。
ところで今日は腋臭症を取り上げます。多くの方は皮膚科での外用薬治療または市販薬による自己治療を試みられた後で来院されます。そして周囲の方からの促し(親、友人、会社の人間関係)があり来院される場合もあり、初診の時点で、手術についての情報を望まれる場合がほとんどです。どのような手術なのかは以前のブログに書いてますのでご参照ください。この治療の一番良い点は、長年の臭いからしっかりと解放される事です。満足度の非常に高い手術です。その後の長い日常生活を考えると、確かにそうだと納得します。多汗症だけなら、今は皮膚科の外用薬もありますので、まずそちらをお試しいただく場合もありますが、ほとんどの方は根治的な手術にご関心があります。術後処置のため数日の通院は必要ですが、外来で可能(左右片方ずつ)ですので、お悩みの方はお気軽にご来院ください。麻酔の注射もできるだけ痛くないよう工夫しています。
そして時々書いてます、ニキビの話です。キャンペーンにも書きましたが、様々な治療に手を付けるより、当院のIPL治療をまず数回受けて頂く方が、結果正解だろうといつも思います。従来赤みの治療はレーザーというのが定番でしたが、最新版のセレックVのフィルターは非常に進化しており、今はレーザー以上と思っています。活動性の炎症性ニキビも改善していきます。当院にはポテンツァによる毛穴や肌質改善の治療もありますが、美容初心者の方から学生さんまでおススメできるのがこのIPLによるニキビ治療です。息子さんのニキビ肌を気にされて親子で来院されるパターンも多いようです。そして先ほどのワクチンの話もやんわりと語ったりします。頭の片隅にでも置いてもらい、先先間違った判断をされないようにと願っています。
院長ブログか診療ブログかわからない書き方になってしまいましたが、望遠鏡からは喫緊の話題がいくつも見えます。見えたものは見えたと書くしかありません。これ以上の話は、診療ブログと言うより院長ブログの内容となりますので、近々また書きたいと思っています。当院の理念「心身ともに美しい人になるお手伝い」に沿って進めていきたいと考えています。
2024年02月08日 21:30