トリガーポイント治療

痛みは日常生活レベルを大きく左右する疾患です。
痛みについては生理学的にも臨床的にも様々な事実が分かってきており、医学教育ではあまり扱わない筋痛症という概念が大切です。
筋肉をほぐす治療は民間療法として行われてますが、痛みと関連する筋硬結であるトリガーポイントを治療していくことが痛み治療の要です。

当院では細い針による注射で改善を図っていきます。
硬結部は酸欠部で痛みの発痛物質を出している部位でもあり、早めにこの部分を解除し、痛みが慢性化しないようにすることがポイントです。

慢性化すると急性痛とは違い、中枢の脳の働きも考慮しなければならなくなり改善に至る期間も長くなりがちで内服薬なども多剤が必要となる場合が多いようです。

痛みは早め早めの治療が大切です。
最初から骨の変形や構造的異常と痛みを結びつけるのではなく、筋痛症の治療を行い、その反応によって鑑別診断を行っていくということも大切です。

痛み

細い針を用います

トリガーポイント治療は当院では麻酔の注射を用いますが、用いる針は27Gという非常に細い針です。
急性の激痛の方にはほとんど問題にならない注射の痛みで、施術を繰り返すうちに、注射の痛みが気になるようになると、痛みそのものが改善してきた証拠ともなります。
また当初の部位とは違う部位の痛みを感じられるようにもなり、これによっても痛みのレベルが改善していることがわかります。

頭から手足まで

トリガーポイントは肩や腰・臀部などの大きい筋肉部位だけではありません。
頭痛・めまいや手足の痛みとも関連する場合があります。
筋の存在する部位はどこでもトリガーポイントの可能性があります。

足の痛み

リハビリ機器も併用します

リハビリ機器

低周波治療器や赤外線治療などのリハビリ機器も用います。
リハビリ室でトリガーポイント注射を行った後、機器での治療を行います。

状況により投薬治療を用います

痛み治療は、慢性痛の場合は特に中枢脳の作用を考慮に入れて徐々に痛みを減らしていく治療になります。
そのため内服治療を状況によって併用していくことになります。