秋らしくなってきましたね。先月は当院は3連休を取らせていただき、スタッフそして私もそれぞれの余暇でリフレッシュさせていただきました。機会があれば、また個人ブログの方にも書きたいと思います。少し遠方へ足を伸ばしました。

まずはこれまでもブログに何回となく書いてきました栄養療法・食事療法の話です。ご縁のある患者さん方々には機会を見つけてお話させていただいています。もちろん聞く耳は人それぞれですので、受け入れは人それぞれです。しかし巷で出回っている情報とはまた違う視点からの栄養療法も再考するには非常に大切な機会かと思います。診察室で時々聞かれる「そうなんですか!」という言葉。真逆の情報だったりすることもあるからです。特にご高齢の方には、食事内容の話をよくするようになりました。できるだけ老化を加速させない食材・食事療法とはという観点で探求しています。ただこれらの内容が薄い情報にならないためには、やはり生化学をベースとしたサイエンスに基づかないといけません。さらに理論だけではダメで、自ら実践したり、ご縁のある患者さんと食材の話まで含めてしていきながら、腑に落としていく必要があります。ちなみに私自身は実践して体調がすこぶるアップしています。自ら確信してきているところです。

当院では皮膚科も診療していますが、他院で改善しないニキビやお肌の患者さんがよく来院されるようになりました。本日もスタッフが、「○○皮膚科で治らなかった人がよくきますね。」と。スタッフはよく見ています。以前も書きましたが、同じ保険診療範囲内でもほんと視点が違うと思います。ニキビについては、以前のブログで「ニキビは皮疹症候群」と書きましたが、それぞれの患者さんでフォーカスするポイントが非常に異なります。さらに他院で改善していない症例というのは、難易度がアップしている症例です。もちろん美容的治療で打開していかねばならない場合もありますが、それ以外に形成外科的経験、さらにはさきほどの栄養学的視点などまだメスを入れていない方面を考慮しながら診療をすすめることになります。すると思春期の方の場合は、どうしても食材など食事の話をせざるをえなくなります。時にはメンタルの話まで。食材についてはお母さん方ともシェアする事にもなります。痒い今の皮膚疾患は辛いでしょうが、一病息災で、これを機会に食に目を向けその後に役立ててもらいたいと考えています。ただ印象としては、食への関心が非常に薄い印象があります。学べば学ぶほど食の重要性は軽視できなくなります。家庭で食育を疎かにする事は、家庭を台無しにしてしまうとも言えるかもしれません。

ところで秋は食もですが、運動ですね。診療の合間にできるだけ運動をと思い、さらにスタッフにも手軽に筋トレなど運動してもらいたいと思い、ダンベルをそれなりに揃えてみました。「1回も握らない日がない」を目指しているのですが、たまにそういう日もあります。カラフルなダンベルで筋トレも軽やかにやっていきたいものです。この運動、実はまた食と非常に密接に絡んでいます。もちろん生化学的に関連しています。ですのでどのように食に介入させていけばいいか、そのへんがポイントかと思います。体が悲鳴をあげてても運動すれば何とかなるというような博打的運動はナンセンスです(若いころは私もやってました)。まずは食が先です。なぜなら体の代謝というのは運動療法をせずとも回っており、食は絶対に外せないからです。