いつも後手のブログになる前にささっと書きたいと思います。

6月15日・16日はアンチエイジングの学会でした。毎年2日間出席しないと点数が維持できない、意外とお堅い学会です。内容は内科から皮膚科形成外科だけではなく、婦人科泌尿器科さらには整形外科・代替医療など幅広い学会で、この学会を続けているのは、その多様性故にです。なかなか自分の専門外の内容を学会レベルで聞く機会はそうないので、興味の赴くままに動いて学ぶって感じです。今回は天気の変わり様が激しすぎました。土曜は雨風、翌日は打って変わって青天。

学会は横浜でしたが、ホテルは品川近く。ここは以前使ったことのあるホテルで、お気に入りです。お値段の割に条件をクリアしているホテルです。まずホテルからの眺望もまずまず。そしてホテル内の香りも良好(これ意外と大切です)。さらに部屋も合格でして、ツインの必要もないのにツインにしてもらってました(笑)。個人的に気に入っているのは、朝食でベトナム料理を味わえる事。朝からフォーやパクチーなどもOKです。外人さんが多い印象があります。

15日土曜は、学会前に一度はお会いしたかった泌尿器科の先生のクリニックに行ってきました。父の疾患へ高濃度ビタミンC点滴などを併用し、現在疾患は無事落ち着いていますが、治療戦略の発端がその先生のブログでした。詳細は省きますが、この先生の泌尿器科診療は人間味や科学的視点が溢れています。父の内容を説明すると、先生からも「よかったね~」と共感のお言葉を頂き、有難い限りです。ただ受付入口の書籍の統一性の無さにはビックリ。スピ系の本もありの、高校のチャート式もありの、ジャンルってもんが有りませんでした(笑)。

学会ですが、やはり美容系中心に聞いてきました。美容系はどこも満員御礼って感じで、立見も多いです。15日の山下理絵先生はシミやにきびでよく登場される先生ですが、この先生の最近のトレンドを知るっていう意味で大切でした。保険診療を丁寧にされている印象で、形成外科出身の先生でもあり、傾聴すべき先生です。内容はまた日々の診療に活かしていきたいと思います。

別の会場でしたが、皮膚科関連で興味深かったのは、アクネ菌や皮脂、そして毛穴や赤みなどの相互の関連性の話です。ニキビ診療や皮膚科診療をしていますので、赤みや毛穴という問題には日々向き合っていますので、その因果関係に興味を持ちました。アクネ菌って抗生剤でただ殺せば良いって話ではないってことで、皮膚科診療でだらだらと抗生剤を内服し続けることは逆に良くない皮膚の未来を作っているのかもと思いました。適切な時期に適切な使い方というのがやはり抗生剤投与法だなあと。これはおそらくは、外用にも言えることだと思います。コアな部分っていうのは、お肌の機能を立て直していくというスタンスでしょう。となると、真皮を中心とした美容治療はやはり大切になってきます。

16日のランチョンセミナーはお弁当整理券もゲットして、これまた美容系の話を聞きましたが、その内容よりは、「実践フィラー注入テクニック」に出ている荒尾先生にフィラーのカニューレ関連の内容などをお聞きしました。これからの美容やアンチエイジングではフィラーは必須だなあと感じています。

先日ご高齢の方にフィラー注入をしましたが、アンチエイジングのためにはどこから優先して注入すべきかを説明し、結果としてはゴルゴラインの中顔面・ほうれい線・マリオネットラインと注入。最初の希望がほうれい線であっても、「なぜにほうれい線?」と問うと、ほとんどの方には中顔面の補正が必要になります。先ほどのテキストにもこのへんの内容はしっかり記載されています。アンパンマンのほっぺじゃないですが、ここ非常に大切になります。ほうれい線が嫌な理由は、頬部の下垂をそれが如実に物語るが故かもしれません。ほうれい線修正の必要度は中顔面を補正して判断しないといけないということにもなります。逆に言うと、ほうれい線が平になっていてもほっぺが落ちている顔って若く見えますか?っていう話です。先程の著書でリーダーの岩城先生は「ほうれい線の呪縛」という表現をされています。余談ですが、皮膚浅層用には極細針を導入しました。刺した穴がほどんどわからないくらいで、皮膚表面麻酔とこの極細針、何か役立ちそうな予感です。

展示会場では自らコラーゲンピールを受けましたが、中高年女医方々からジロジロ見られつつで、ちょっと恥ずかしい感じでもありました。しかし意外とピリピリするなあとか感触知っておくことはやはり大切ですんで、良い機会でした。女医さん方はお化粧されてますんで、逆に「見るだけでいいです」とか言ってましたから、丁度よい被験者だったようです。唇ふっくらのラシャスリップも相変わらず展示されてまして、どうしようかと思ってましたが、本日スタッフから置いてくださいと言われ、そうしようかと思ってますが(笑)。あとは最近話題の近赤外線カットクリームや飲む日焼け止め。紫外線だけはもう古いってことで、こちら外用は当院に置こうと思っています。これ香りも良く私が気に入りました。コレクションボードもそろそろ来ますんで、スタッフに飾り付けしていただきたいと思っています。