ブログも久しぶりに書きます。当院は、内科系から皮膚形成まで総合的に美と健康のサポートをしていきたいと考えていますが、範囲がそれなりに広い事もあり、日々がバタバタと過ぎていく昨今です。

少し最近の流れを書いておきたいと思います。AKA(関節運動学的アプローチ)の方ですが、すでに初回の地元ミヤマから、東京、そして岡山まで3回足を運び、このAKAの骨子である仙腸関節の施術にだいぶ慣れてきました(自己満足?)。指導医の先生の教え方にも個性があり、その中で矯正していっている感じです。当院では以前からトリガーポイント注射を腰部や臀部などに行っていますが、最近では腰痛や下肢痛の患者さんには、ほとんどこのAKAを行うようにしています。その上で仙腸関節部位にも注射を併用することもあります。もちろんAKA後には、AKAなりの検査手技で改善状態は確認します。看護師さんに高周波治療(リハビリ)まで終わった患者さんの痛みや歩行状態などを観察してもらっていますが、反応は上々だと認識しています。ですから、今後はトリガーポイント注射とAKAは痛み治療の両輪と考えて診療を進めなければと考えています。ただAKAの創始者の博田先生は、「AKAは痛み治療の手技ではなく、関節運動を改善させる手技」と断言されています。関節運動が改善する結果として、痛みも改善するということです。ですから、慢性痛の場合は、関節拘縮が慢性化していますので、改善にも時間がかかるという事になります。7月にはまた博多の方で、AKAの研修会が開催されます。今後は九州地元での開催を中心に研修会に参加する予定です。3回の研修会参加で共通していたのは、お昼に出される弁当がガッツリ系だということです。PTなどの若手の方々も多いので、そうかなと思っています。 以前大きな病院で仕事をしていた頃にも感じていた事ですが、若手の先生や職員の方々と仕事をするのは非常に心地よいです。向上心を持って前へ進もうとする雰囲気が目に出ているからです。自分がドクターになった頃の感覚を取り戻すことができます。医師という職業に限らず、人は一生学ぶものだと思っています。仕事に限らずです。                                            

皮膚科については、他院で改善しないニキビや皮膚疾患の患者さんも来院されています。以前から書いてますが、保険診療のみで診る視点と、美容を範疇に入れた視点ではズレがあります。これは同じ保険診療の中でもそれが表現されると思っています。抗生剤を長期に渡って投与したり、本人は気にしているのに心配ないので様子見ましょうと説明したり、内服薬で早期に掻破行動を抑えず安全志向からなのか外用剤だけで長々と引っ張ったり、日常頻度の高い疾患でも治療方針が違うなあと感じます。内科や形成の経験を加味した皮膚科診療が真骨頂と心得ていますので、その視点から今後も皮膚科診療を展開していきます。田舎の当院に初診で来院される患者さんなどは、「とりあえず行ってみよう」というお気持ちからの受診でしょうが、診察室でのご縁にはしっかり応えたい所存です。数年間他院に通院されていて、初診時は背中全体が赤黒い慢性湿疹の患者さんが徐々に肌色を取り戻しつつあるのはうれしい限りです。二人三脚という考えを大切にしたいと思います。前にも書きましたが、保険診療ではよほどの事がない限り写真撮影はしていませんので、今後は他院で改善していない皮膚疾患の重度の例などは画像も含め、みなさんに提示できればとも考えています。