今日は、あまり臨床とは関係ないようで、皮膚や形成とは関係あるカメラの話です。

美容施術から皮膚腫瘍の切除まで、術前術後の写真というのは、客観的評価のためだけではなく、患者さんと相互に納得しながら治療を進める上でも非常に大切です。ちょっとした記録ならコンパクトカメラで撮影しているのですが、美容施術・自費診療の治療となるとしっかりとした写真撮影が望ましいと言えます。となると、やはり一眼レフカメラ。

私は昔からニコンやフジが好きです。デジタルカメラが普及する前は、35㎜フィルムカメラでしたが、この時はオリンパスやキャノンでした。特にオリンパスは小さい割には機能が良く、学生の頃はお気に入りの機器でした。その頃はニコンは高根の花でしたので。時代は変わってデジタルカメラの時代へ突入。フィルムカメラで良いメーカーがそのまま良いデジタルカメラと思っていたら、現状は全く違い、人物撮影の肌色の具体なども全然違うことに愕然。たとえレンズが良くても、そのへんが自分と相性が良くない場合は使えないとわかりました。そのような流れで、ニコンやフジがお気に入りになりました。しかし一眼レフとなると、ニコンという結論です。これもすでに10年も前の話ですので、今はまた技術革新などで状況は変わっているのでしょう。

今回のニコンD90、最近中古を購入しました。同じ機種を以前から使っており、以前の購入が2009年ですから、もはや10年前になります。子供の写真を撮ろうと購入したのが動機でしたが、技術革新の流れが速いので、「この一眼レフいつまで現役で活躍するのだろう?」と当時は思ってました。そして開業後に一眼レフでしっかり臨床写真を保存しようと思い、自分のニコンD90を使い始めたのですが、画素数がSDカードなどの容量を圧迫しない程度に適切で、肌色の発色も良く、使い勝手も非常に良い機種だとあらためて思いました。そこでネットを見てみると、なんと「名機D90」とかのタイトルもちらほら。10年経っても現役だなあと感慨深いものがあります。そこで、当院のスタッフにもこの名機で患者さんの写真をしっかり撮影してもらいたいと思い、D90中古を購入したという次第です。シャッター音から手にしっくりくるホールド感から、中古と言えども十分です。中古でも半年保障が付いていて嬉しい買い物でした。診察の際には、これでパシャ、パシャとシャッターを押させていただきます。